”高校も塾も行かずに京大!”で噂の探究学舎:宝槻さんの話を聞いてきた

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高校も塾も行かずに合格! 京大3兄弟の秘密 | 世界キャリア家族の子育て戦略という少し前に話題になった東洋経済オンラインの記事をご存知でしょうか。

子どもに学びの楽しさを伝えるノウハウが沢山詰まっていて、せいぽん自身も非常に面白いなぁと読ませて頂きました。

そうしたところ、実はこの記事に登場する塾長、宝槻泰伸(ほうつきやすのぶ)さんが登場するイベントがある旨、イクメンの先輩、M井氏から教えてもらい、これはブログネタとしても逃すわけにはいかない・・・、否、親として子どもに楽しく学んでもらうコツを知る上で行かないわけにはいかないと思い、参加してきました。

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というわけで今日はその体験レポートをご共有。

探究ダイアログなにそれ

参加したイベントは探究ダイアログ〜好奇心・探究心を育てる家庭教育編、というもの。facebookのイベントのご案内には、こんな感じで記載されています。

子どもの好奇心・探究心を引き出して、世界の不思議や社会の仕組みとの出会いを演出しながら、自ら進んで学び取っていく姿を応援したい。そんな期待をお持ちのお父さん・お母さんのためのダイアログワークショップです。

今回は、東洋経済オンラインで紹介されたばかりの“変わった塾” 探究学舎にて、参加した皆さんとのダイアログを通して、学校任せ・塾任せではない、家庭を舞台に子どもたちのセンス•オブ•ワンダーに寄り添う学びの深め方を探っていきます。

流れそのままfacebookページから、同塾長の宝槻さんの略歴を拝借。こちらの方のイベントに行ってきたんですよと。読むからに面白そうな方ですよね。

Storys.jpで公開した記事『強烈な親父が高校にも塾にも通わせず三人の息子を京都大学に放り込んだ話』が話題になった塾長は、進学校の管理型教育に疑問を感じ中退、家族とともに、マンガや小説、映画、ドキュメンタリー、音楽、旅やキャンプから縦横無尽に学ぶというユニークな経験の持ち主。卒業後はすぐに起業し、高校や職業訓練校での動機付け、高校生•大学生•社会人参加型のプレカレッジ、ICTを通した学びのプラットフォームづくりなどに取り組んできました。現在は、探究心を土台に学力を高めるユニークな塾を主宰しつつ、自身の経験を活かして、子どもの探究心や自主性を育てる土台としての家庭でできる教育を積極的にすすめています。

ちなみにこのイベントのコンテンツは、塾長である宝槻さんのストーリーテリング、参加者との対話、参加者同士の対話の3本柱なのですが、このエントリでは宝槻さんのお話を聞いて、せいぽんはどんなところが強く印象に残ったか、そのあたりを書いてみたいと思います。

#あくまで、宝槻さんのお話を聞いたせいぽんの解釈です。悪しからず。

センス・オブ・ワンダーに火をつけろ

まずは最初に印象に残ったのは、塾長の教育スタンス。

一言でいうと、一つ一つの物事にストーリーを付けて教え、考えさせるということ。「センス・オブ・ワンダー」という言葉も登場していました。

子どもが生まれながらに持っている力「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を、大人が失わせることのないように、世界がいつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれていることを伝えよう。そんなメッセージをのせています。探究学舎では彼女のメッセージに応えるべく、「もっと知りたい!」という気持ちを引き出す様な、探究型の授業・指導法を大切にしています。事実を鵜呑みにさせる詰め込み型ではなく、「なぜ?どうして?」の問いかけの向こうに発見の喜びと感動をもたらすこと。それが探究学舎のモットーです。

「知りたい」を引き出す探究学習とは | 探究学舎

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ちなみに、これをもう少し分かり易く伝えようと思うと・・・

例えば、数学の”三平方の定理”ってありますよね?(と言いながら私もこの定理が何なのか、よく分かりませんが笑)

これ、ピタゴラスという人が発見したらしいのですが、どうしてピタゴラスはこんな定理を作ったのか。あるいは、なぜ、これを見つけることが出来たのか。そしてその後、どういう変遷を経て今にいたり、世の中にはどう活かされてるのか。

なるほど、ピタゴラスイッチという某N●Kのコーナーがありますが、このピタゴラというのはピタゴラスから来ているんじゃないか。ってことは、あのピタゴラスイッチの中には三平方の定理に纏わる何かが隠されているのではないか、とまぁそんな感じですね(嘘)

ちなみに、この話、せいぽん自身は非常に共感してます。だって、何を隠そう、せいぽん自身もストーリーで全部リンクさせながら学んでいけば相当楽しい&相当上手くいくと思っているから。ほら、これがその証拠よ。2011年に書いたブログで、歴史に全て組み込んじゃえって言ってるでしょ?

世界史に全ての科目を組み込んじゃえと思ったりもしていました。

せいぽんは数学や理科が出来ない社会人の一人という意識を持ってますが、例えばこんな風に学べば良かったんじゃないかと。

「数学というか算数はね、昔は象形文字でこれこれこういうふうに計算していた歴史があってね、ほら、世界史の資料集の●ページのあの絵だよ。当時は世界では●●な状況だったんだ。」⇒せいぽん、計算の基礎を学ぶ

「~インドでゼロが発見されてね、で、このころにはこれこれこんな計算をするようになって、それを考えたのはどこの国の誰で…」⇒せいぽん、ゼロの概念を学ぶ

「昔は天動説と地動説があってね、それぞれ唱えてたのは誰と誰で、どういう原理かというと…。当時の皇帝、●●はそれに対して~」⇒せいぽん、天体について詳しくなる

「当時はペストが流行してね、体のここがこういうふうになっちゃうから…それでヨーロッパの人口が激減したんだ。」⇒せいぽん、医学を学ぶ

「江戸時代末期の頃はこんな考えが流行してね、だから誰々がこういうことを意図して、こんな本を出して世の中がこうなって…その本の主人公はね~」。⇒せいぽん、文学について詳しくなる

ってな感じで、世界史の文脈の中で数学や理科を学ぶ。地理(当然世界史レベルで学べるし)も、家庭科(時代や場所における食べ物の勉強とか)も体育も(蹴鞠とか)、語学も(その国の歴史が書いてあるページにその国の言語版も載せておくとか)全て世界史の文脈で学ぶ。

教科書一冊主義 | ikuzine

 

理科・社会が個性をつくる

さて、もう1つ印象に残ったことを紹介しておきましょう。

それは、ずばり、 理科・社会が個性を作る、というお話。

背景はこうです。

まず、学校で教える科目にもヒエラルキーがある。

疑いの余地はないでしょう、言うまでもなく、英語/国語/数学のほうが優先順位は高いとされていて、その次に理科、社会、そしてその次に音楽や図工、技術などなど。

ただ、実社会に出ると、こういう優先順位じゃないよと。英語、国語、数学で仕事する人よりも、理科や社会のほうが圧倒的に多いでしょと。

例えば、理科で言えば製造業、社会でいえば公務員や銀行業、技術で言えばインターネット業。実際問題、英語や国語や数学、それそのもので飯食ってる人は相当に少ないんだと。

これは何故かというと、英語/国語/数学は汎用的に必要な、本当にベーシックなものだから。一方で、理科や社会などの科目は、その基本的なものを応用したもの。だから、様々な職業があり、業界があり、というふうになる。

ある人は言ったんだそうです。

「理科と社会が個性を作る。」

なるほど、そうかと。であるならば、実社会のヒエラルキーに照らし合わせて、理科と社会を楽しく学ばせようよ、探究させようよ。そうしたら、個性も磨かれてくよ。

宝槻さんの塾は、理科・社会の探究を徹底的にやっていくと言ってました。

なるほどーと。深いな、と。

というわけで

体験レポートはこんな感じですが、同イベントの最後に、これから探究学舎として取り組んでいきたいこともいくつか述べられていました。せいぽん自身、塾の教育スタンスにも大いに共感しますし、微力ながら側面支援出来ればと思っています。

取り急ぎ2点と思っていて、

まずは、塾長、宝槻さんの本が出るらしいよ、という告知と、

家庭教育の方法や考え方を発信するサイトとして、『探究レシピ』があるので、みなさん、まずは見てみましょう♪天文台へ行こう!宇宙の知識とキャンプを通して星を体感するレシピとか、宇宙兄弟が好きな妻なんかには刺さりそうな予感。

わが家の探究レシピ

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ではでは、ほんだらのー!

Seipon

ikuzine”は、”イクジン”と読んで、その由来は、ご想像の通り、「育児」。ikuji + magazine = ikuzine、と名付けました。
…と書くと真面目なサイトのようですが、カジュアルな子育てネタを自己満足的に発信するサイトです。子育てネタ以外も混じることがありますが、ご容赦を!
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