坪田信貴『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』は愛すべきドラゴン桜!子育てのエッセンスも!

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さっきAmazonを覗いたらベストセラー1位との帯がかかっていた、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』。

もともとは妻が何かのニュースなりwebで見つけて、「これはきっと子育てにも役立つに違いない!買ってー!!」とせがまれて購入したのですが、良い意味で期待を裏切りまくる素晴らしい本でした!これはベストセラー1位になるのも納得の一冊!

ギャル受験生と話してみたい

そんなわけで、もともとは子育てに役立つ何かが載っているはずだ、なんて期待値を持っていましたが、読み始めると、もう、全然違う!いや、違うわけではないんだけど、すっかりそれを忘れてしまう受験の下克上漫画。ずーっとニヤニヤしながら、だけど、ほっこりしながら読める、愛すべきギャルのドラゴン桜です。

 

”ドラゴン桜”本家が漫画で人気有るわけですから、『学年ビリの〜』も漫画化やドラマ化とかすれば人気出るんじゃないのと一瞬思いましたけど、事実は小説よりも奇なりというか、事実だからこそ具体的に表現されている部分があり、それはもうとてもとても純粋な受験生の等身大の姿で。本書を読まないと味わえないと思います。オススメ。

なんというか、これを読むと、せいぽんもギャル受験生と話してみたいなと思っちゃいましたよ。

だって、なかなか、書こうと思ってこういう漫画やドラマの脚本は書けんでしょう?こんな発想する方となかなかお会い出来んでしょう?

(地球は丸いということに気付いたギャル受験生の話を受けて)

「じゃあ、今まで地球儀はナンでまるいと思ってたの?」

「あれは、地図が横に長いと持ち運ぶのが大変だからっしょ!」

分かってます。せいぽんはギャルと話したところで、多分、会話続かないだろうし、、、多分、ナメられるんだろうし、、、、。でも、このままだと、せいぽんはたった1回きりの人生、ギャルと話さないまま終わってしまうのではないかという不思議な危機感というか、モッタイナイ感があるんですよね。ふむぅ。

 

子育てに活かせそうな点をメモ

さて、そんなこんなではありますが、子育て、あるいは、会社における上司部下の関係やマネジメントに活かせそうなポイントも多々あります。その中でも個人的にこれはメモと思った点をいくつかご紹介。詳しい文脈は是非、ご購入のうえ御覧いただければ!

まずは、著者であり、塾の講師である先生が心掛けているこんな習慣。

僕は初対面の時に、この生徒の良いところはなんだろう、と必ず5つは探すことを習慣づけています。そして中でも一番良いところを「こういうところが、いいよね!」と言葉に出してほめていきます。

続いて、主人公である生徒の家庭事情から出てくるこんな話。いやー、前回のエントリと重ねて読むと非常に耳が痛いですね(参考エントリ:嶋津良智『子どもが変わる怒らない子育て』:子育てイライラの原因にも「2:8の法則」? | ikuzine)。。

子どもを怒ってしまう時には、親にも理由があるんです。親の側にも”用事があるから早く寝かせたい”とか”これを終わらせたいから、今こうしてくれないと困る”とか。でもそれは、子どもにしてみれば勝手な論理なんですね。(中略)子どもに向き合う手間を惜しんで、怒ったら終わりなんです。小さいときこそ、なんでそうしてしまったのか、よく話を聞くべきなんです。

最後に2発。引用元は、巻末の”坪田式人材育成のためのテクニック”。これらは読んでいてフムフムと思いました。長いですが、良い話なのでしっかりメモメモ。

何回言ったら、わかるか?

よく親御さんが子どもをしかる時は、「何回言ったらわかるの?!」という怒り方をしますよね?この答えは「約500回」です。(中略:実際に塾の指導を通じて数えたそうです)ポイントは、「何回言ったら、わかるんだ?!」というしかり方は、「お前は何回言っても、わからない奴だ」というラベルを貼っているに過ぎない点です。実際はそんなに何度も言ったりはしていないはずです。「ただ言葉をかけるだけ」ですと、500回も言わなければ、行動するまで変化することはないと知って下さい。

続いてこれ。思春期は年中生理中・・・、せいぽんは男性なのでよく分からないですが、分からないなりにすっと理解出来る気がします。

「反抗期」を理解するための例え話

「反抗期」とは何かと言いますと、信じられないほど利己的になったり、情緒不安定になったり、言動が自暴自棄になったり、かんじょうが 不安定になったりする時期のことを指しています。その姿を見て、多くの親御さんが、「今のこのわがままな状態で大人になったら、ろくでもない人間になってしまう。どうにかしなければ」と考えがちです。ただ、この時期というのは「ホルモンバランスが変化する時期」なのです。(中略)肌も荒れるし、背も高くなるし、ストレスもたくさん抱える時期になります。実はこの状況は、ある時期に似ています。それは、女性の「生理中」の時期です。整理中はホルモンバランスが激しく変化します。そこで、肌の調子も悪くなり、なぜかひどくイライラしたりするわけです。逆に言えば、思春期にいる子どもたちは、「年中生理中」という状態なのです。よって、時期が過ぎれば、そうした人生の生理も終わります。その時期に、「あなたはわがままだ!」とか、「そんな考え方では世の中通用しない!」とか、「私だって大変なんだ!」とか、理論や理屈や感情でぶつかって行っても、相手はただイライラが募るだけで、しかもレッテルをたくさん貼ってしまう分だけ、悪影響しかありません。

 

いやはや、単純に”イマドキギャルの受験攻略体験記”としても楽しめますし、子育てにも、会社のマネジメントにも活かせそうな、そんな本でした。

ほんだらのー!

 

#参考

尚、本書で絶賛されている日本史の漫画はこちら。我が家にも欲しいなぁ。長男が文字を読めるようになったら・・・。

 

Seipon

ikuzine”は、”イクジン”と読んで、その由来は、ご想像の通り、「育児」。ikuji + magazine = ikuzine、と名付けました。
…と書くと真面目なサイトのようですが、カジュアルな子育てネタを自己満足的に発信するサイトです。子育てネタ以外も混じることがありますが、ご容赦を!
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