夫は犬だと思え

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『夫は犬だと思えばいい。』

最初にこの言葉を聞いた男性はどうですかね?ちょっと「ムッ!」としたりしました?

せいぽんも妻に言われて知ったのですが、こんな本があるのですね。

著者は花まる学習会・代表の高濱正伸さん。子どもを「メシが食える大人に育てる」ことを教育信条として、小学校低学年向けに学習塾である同学習会を設立されたそうです。

せいぽんが、気になったのは、高濱さんは、1959年生まれの東大卒らしいのですが、どうしてそういう人が学習塾を作ったのかということ。

だってね、考えてみて下さい。丁度、自分たちの親くらいの年齢じゃありません?そういう人が子ども向けの学習塾って、あんまりイメージ湧かないというか、時代としてもそこまで要請されてこなかっただろうし、実際に行っている人も少ないと思うんですよね。もちろん、大手の予備校だとか世の中にはいろいろありますけど、でも、素朴にどうしてまたまた学習塾を・・・というのは疑問だったりします。

で調べてみたら、疑問が解消されました。

どうやら、代表の高濱さんは、学生時代から予備校等で受験生を指導する中で、学力の伸び悩み・人間関係での挫折とひきこもり傾向などの諸問題が、幼児期・児童期の環境と体験に基づいていると確信したみたいなんです。それで、1993年、小学校低学年向けの「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した学習教室「花まる学習会」を、同期の大学院生等と設立した、と。

なるほどねー。

【花まる学習会】

さて、この本、そんな高濱さんが書いているので、育児系の本っぽいですが、題名『夫は犬だと思えば良い』にもある通り、特に夫婦間、男女間のコミュニケーションについて書かれた本です。ちなみに、帯には「夫婦が変われば子どもは伸びる!」と書かれてます。

内容で画期的な点、それは「男性にとっての女性、女性にとっての男性は、違う生き物だと考えた方がいい」と言い切ったところでしょう。違う生き物だからこそ、

分かり合うことは、もともと無理です。ただ、分かろうと歩み寄ること、「相手はこんなときこういうことをする生き物なんだなぁ。理由などない、そうしてしまう生き物なんだなぁ」と学んで、想像力を働かせて付き合っていくこと。このことで、男同士、女性同士が分かり合うこと以上に、格段に人生が彩り豊かで、楽しいものに変わります。

夫婦がうまく共感できて、お母さんが安心出来ること。そしてそのことによって、子どもたちが健やかに育っていくこと。それが私の願いです。

「夫は犬」でムッとされた世の男性の方、こんな内容も載ってますので、ご機嫌をなおして下さいな。

男はプライドをズタズタにされたら、とても家族のためには頑張れません。男は家族に忠誠を尽くす生き物なのです。子どもを持った途端に、絶対にこの子と妻は食わせてみせると思うのが男です。プライドだけで生きています。(中略)

お父さんのご飯の用意を、あと回しにしていませんか。先に子どもに出してはいませんか。「まずお父さんね」と言って真っ先にお茶碗を出してあげる。「夕飯、何が食べたい?」と、子どもではなくお父さんに聞くのもいいでしょう。「これはお父さんだけ」というつまみの一品があれば最高です。(中略)

「今日も仕事なんだって」。恨みがましく言ったことはありませんか。いくらなんでも「お父さんみたいになっちゃダメよ」はないでしょうね。案外こんなことを言っているお母さんは多いのです。そうではなくて、「誰のおかげで食べられていると思っているの?」ということです。

どうでしょう?ご機嫌は直りましたか?

さて、この本。せいぽんは、男女の意識の違いを夫婦生活、育児生活の場面に当てはめて実際の事例を沢山載せているだけでも、お父さんお母さんのための異性理解の教材として使えるなと思いました。だからでしょう、著者もこんな問題提議を行ってます。

異性を異性として理解しようという知恵が授けられていないから、男が女をバカにしたり、女が男を切り捨てたりすることで終わってしまう。異性の正体を本当の意味で理解するのは難しいでしょう。でも、少なくとも「きっとこんなふうに感じるんだろうな」ということは学び続けなければならない。ところがそれを、結婚してから初めて学ぶという人が多い。それが問題なのです。

結婚している人も、そうじゃない人も、手に取ってみると面白いと思います。目次に、「帰宅不能症候群…お父さんも限界だった」とか、なかなか衝撃的な文言なんかも載ってます。

オススメですよん。

ほんだらのー!

 

Seipon

ikuzine”は、”イクジン”と読んで、その由来は、ご想像の通り、「育児」。ikuji + magazine = ikuzine、と名付けました。
…と書くと真面目なサイトのようですが、カジュアルな子育てネタを自己満足的に発信するサイトです。子育てネタ以外も混じることがありますが、ご容赦を!
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