GDP世界シェアのU字カーブ

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せいぽん、今日は朝からびっくりしました。まさかこのグラフを再び目にすることなるとはね。以下は2011年9月19日の日経新聞/朝刊の画像を拝借。

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2050年の日本のGDP世界シェアは何%?

まずは回想シーン。せいぽんが前職にて新卒面接に携わっているときによく話してたこと。

学生)「これからはどんな人材が求められると思いますか?」

せいぽん)「うーん。どんなって言われてもなかなか難しいけど、、、(中略)グローバルっていうキーワードは外せないと思うよ。どっかの証券会社の人事の人が言ってたんだけど、今日本のGDPの世界シェアって9%くらいなんだって。それが2050年頃にはどのくらいになってると思う?」

 

……考える時間……

 

学生)「うーん、今と同じくらい?5%くらい?」

せいぽん)「いやー、それが俺も驚いたんだけどさ、2%くらいらしいよ」

学生)「えー?!」

せいぽん)「いや、俺も信じられないんだけど、そうらしいよ。世界シェア2%の日本って想像つかないけどさ、そうなりゃ世界で戦わざるを得ない感じじゃん。だからグローバルというキーワードが大事なのかなーって。まぁ、2050年っていったって、これから約40年くらいあるわけだから、まぁ、よく分かんないけど、だいぶ変わるよ、きっと。」

せいぽん、これを同期とか他の面接官に話すると、「アホ、そんな話学生興味ないでしょ?」と言われるんだけど、意外とみんな興味深く聞いてくれてたような。ま、一種の無駄な煽りですね。

と思ってたらさ、

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拡大してご覧いただければお分かりの通り、2050年には日本のシェアが3%にとか書いてある!(残念ながら1%ずれてたけど)そうか、噂は本当だったのか。噂とはいえ、意識したことはある、

あるが、なんか考えさせられるね。日本の世界のGDPシェア3%と比較されるかのように、中国は20%、インドは16%って、この2カ国だけでほんと、いろいろなことが出来ちゃうね。

さてさて、この新聞記事。面白いのはこれだけではありません。

 

1700年代のアジアのGDP世界シェアが凄い!

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まぁ、こんなグラフがあって、世界のGDPにおいて、アジアの占める割合なんですが、今現在は20%強という。これが、今後、中国とインドが今までのように成長することを前提とすると、こんな感じで奇麗に上がっていって、半分くらいがアジア、ですよと。うん、見事なまでのU字カーブ。

ん?

U字カーブ?

そーっと目を左にやると、1700年という目盛があって、えーと、GDPシェアは…

60%弱。

ん?

これって何の数字だったっけ?確か、世界のGDPにおけるアジアの割合…ですよね。でもって記事にはこう書いてあった。

イアン・モリス米スタンフォード大学教授は、昨年出版した『Why the West Rules-For Now(西洋が支配してきた理由)』で、歴史をさかのぼり西洋と東洋のどちらが進んでいたかの判定を試みている。

エネルギー消費、都市化度、情報技術、軍事力の4項目から成る社会開発指数で比べると、まず「西」が先行し、ローマ帝国盛期の西暦100年頃ごろに最初のピークをつけた。

中国が中心の「東」が初めて西を抜くのは6世紀半ば。宋の盛期にあたる1100年ごろがピークで、指数で西を4割がた上回った。

1200年ほど続いた東の優位が覆されるのは18世紀後半。西が産業革命(エネルギー革命)で東を突き放し、今日にいたる「西洋支配」の時代になった。

(引用:2011年9月19日日経新聞/朝刊より)

ふむ。まぁ、それはそれとして。

1700年にアジアの世界GDPのシェアが60%近くもあったことが驚きです。ってか、そもそもどうやってGDPシェア計算したんだしょ?

と素朴に疑問なので、簡単に1700年頃の状態を調べてみました。

  • 日本:江戸時代真っ只中。ペリーとかまだまだ先。解体新書も出てません。
  • アメリカ合衆国:えーと、当時そんな国は存在しません。
  • ロシア:ロシア帝国というのがあったようです。ピョートル1世の頃?
  • イギリス:名誉革命が起きた直後くらい。
  • フランス:フランス王国があって、ルイ●世ってのがいたようです。戦争しまくってたらしく、それで在線を圧迫して民に負担を強い、フランス革命とつながってくんですって。
  • ドイツ:神聖ローマ帝国だったようです。プロイセンとかまだ先の話。
  • トルコ:オスマントルコ!イスタンブールが盛り上がってる頃かしら?
  • インド:ムガル帝国の時代。タージマハルとかもうすぐ建てられる。
  • 中国:清王朝。康熙帝が活躍していた頃のようです。

うーむ。改めて考えてみると、アジアにはトルコ(アジアでいいのか?ヨーロッパ?)、インド、中国、となかなかイカす国/強そうな国(少なくとも世界史で学んだ知識レベルでは、ね)があったんだなと思いますよ。一方で、欧米においてはアメリカも無かったんですもん、そりゃーアジアのシェアも高まるのも当然かしら。このあと、産業革命であっさり抜かれていくのは、おおお、まじかよ…って思うけど。

まぁ、でも「アジアがこんなに栄えてた時代が比較的近い過去にあったんだ。」と勉強になりました。そう考えると、2050年に向けてのアジアの順調な発展は、「アジアよ、もう一度!」みたいなそんな感じなのかしらん。

ほんだらのー!

#追記

2012年1月7日の日経新聞に面白いことが書いてあったので、紹介しておきます。

世界的に著名な経済学者、アンガス・マディソン教授の研究によると、1820年時点で世界のGDPシェアは日本3.0%、中国32.9%、インド16.0%と3カ国で計51.9%に及んだ。欧州の26.6%、米国の1.8%を大きく上回っていた。

地球上の人口が10億人に達したのは1804年といわれる。その頃まで各国のGDPは人口に比例していた。

(中略)

1952年時点のGDPシェアは欧州29.3%、米国27.5%に対し、日中印3カ国の合計でも12.6%に過ぎなかった。しかも当時は日本より中国、インドのGDP規模が依然として大きかった。

なるほどねー。

Seipon

ikuzine”は、”イクジン”と読んで、その由来は、ご想像の通り、「育児」。ikuji + magazine = ikuzine、と名付けました。
…と書くと真面目なサイトのようですが、カジュアルな子育てネタを自己満足的に発信するサイトです。子育てネタ以外も混じることがありますが、ご容赦を!
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